if・・・ 太平洋戦争で、1つの自衛船から始まるスペクタクルストーリー

リアリティある戦争漫画を描かせたら右に出るものはいない、現在連載中(2006年)の、かわぐちかいじ先生の作品です。他に有名な作品で「沈黙の艦隊」があります。あまりにリアリティありすぎて、国会で取り上げられたほどです。


20世紀末〜21世紀始めに操業中の自衛艦「みらい」がタイムスリップして太平洋戦争どまんなかの海域に出現することからストーリーが始まります。
その歴史にあってはならないオーバーテクノロジーの船。
第二次大戦後を未来を記録するデータを読んでしまったことで暴走する海軍将校の行動。
「みらい」として、日本自衛官として如何に生き延びるかを模索するスタッフ達・・・
様々な思惑が交錯する中物語は進行します。


仮にこんな人物がこんな行動をしていたら日本は大きく変わっていただろう・・という、架空の仮定の歴史が存分に味わえるエンターテイメント歴史物語です。