2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

本格ミステリー漫画の傑作

内容の濃いミステリー小説を漫画化した感じです。 ミステリー、サイコホラーが好きな人は是非お読み下さい。上記を題材とする漫画自体少ないと思いますが、この作品は秀逸です。ハリウッド映画化も予定してます。 テーマを多数取り扱っていたり、非常に伏線…

女子テニス漫画 主人公のがんばりに応援を送りたくなります

上述の『YAWARA!』と設定が似ています。 1)主人公が少女 2)スポーツが題材になっていること しかし決定的に違うのは、柔は練習に恵まれ、才能もありますが、『Happy!』の主人公、海野幸は違います。 テニスをする理由が兄の借金返済だからです。 テニス…

女子柔道ラブコメディ。明るく爽やかな漫画です

柔道スポーツ漫画ですが、ラブコメディの要素も強くあります。 この漫画の主人公、柔ちゃんの名前から柔道界至高の女王、谷(田村)亮子さんのあだ名になりました。漫画だからありえるほど、めちゃくちゃ柔道に強い柔ちゃんですが、恋愛に悩んだり、友人や会…

海外を舞台に活躍する傭兵漫画

元傭兵・コマンドインストラクターという、日本では非常になじみのない世界ですが、海外事情に照らし合わせたような事件が主人公におこります。 個人護身的なミリタリー(軍事)にこだわって描いていて、そういう類の漫画は少なく、すんなり読める漫画だと思…

海外事件ものの傑作

私が思う、浦沢直樹先生のベスト1の漫画です。 主人公平賀・キートン・太一は、イギリスの考古学者にして保険会社の調査員。保険調査で様々な危険なトラブルに巻き込まれます。 主人公をはじめ、様々な登場人物が登場しますが、背景の海外事情を秀逸にとらえ…

今日は浦沢直樹先生を特集したいと思います。 この先生の特徴は、作品に当たり外れが少ないことと、多作で様々なジャンルを描ける作家だということです。そういう点で手塚治虫先生に似ていると思います。 例えば『パイナップルARMY』や『MASTERキートン』は…

児童向け寓話ギャグ漫画

小林よしのり先生の『おぼっちゃまくん』です。 80年代バブルの頃に描かれた作品ですが、そのバブルの金持ちを圧倒する大金持ちの御坊茶魔が主人公です。 この漫画の良さはギャグに徹しながらも、落ちはお金に頼らない友情だったり、信頼だったりするのがい…

爆発的90年代ギャグ漫画

古谷実先生の出世作にしてヒット作です。 内容は中学校を舞台に怠けた卓球部の生徒たちを描く、純粋ギャグ漫画です。ギャグの種類は下ネタの部類に入りますが、ギャグのオンパレードで読む人をあきさせません。 少年漫画で画もそんなに上手くはありませんが…

娯楽漫画の神様!

『ゴルゴ13』と並ぶ長期連載漫画、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(通称:こち亀)です。 長期連載ですが、腕は衰えることを知りません。次々と新たな楽しさを追求する作者です。 東京の下町を舞台に、ある時は叙述的に、ある時は専門的に、ある時は破壊…

現代第一線のギャグ漫画

野中栄次先生が大ブレークしたギャグ漫画『魁!!クロマティ高校 』です。 悪ばっかりのクロマティ高校が舞台です。 画がひとつの特徴で、劇画のいい男を描かせたら一流の、池上遼一先生風です。そんなにシリアスな画なのにギャグなのです。(狙って描いている…

サラリーマン向け純粋ギャグ漫画

今現在、唯一、純粋ギャグ漫画で第一線で活躍中なのは、野中栄次先生です。 この漫画は後述する『魁!!クロマティ高校』の前の作品になりますが、私の世代だとこちらのほうが面白いです。 なぜかというとクロマティは高校が舞台ですが、こちらは主人公が会社…

今回はギャグ漫画について触れたいと思います。 ギャグ漫画は漫画の花道とも言えるべき存在でした。70年代は、『がきデカ』山上たつひこ、『マカロニほうれん荘』鴨川つばめ、『東大一直線』小林よしのり、『天才バカボン』赤塚不二夫。80年代は『Drスランプ…

競輪プロレーサーなのに他の公営ギャンブル好きおっさん

通算18年の長期連載漫画、2006年1月に連載が終了した、『ギャンブルレーサー』です。 主人公関 優勝(せき まさかつ)は競輪選手にもかかわらずギャンブル大好きで、競輪以外のギャンブルをこよなく愛します。 ※競輪レーサーが仕事以外で競輪場に立ち寄った…

人間心理のみで漫画一冊かけてしまう、ギャンブルの恐ろしさを描いた作品です

現在ギャンブル漫画を描かせたら右に出るものはない、福本伸行先生の出世作にしてヒット作、代表作です。 青年カイジは借金を負わされて、その負債を解消するためにギャンブルに手を出します。 この「ギャンブル」が痛快で、単なる今まで現実にあったような…

裏プロものを描いた麻雀漫画の傑作

麻雀好きでブームになりました、『哭きの竜』です。 主人公、竜は裏麻雀師。普通のセオリーでは行わない、鳴きで上がるという麻雀をします。 渋い台詞回しと、ギャンブルを扱う背徳的な画を描かせたら上手い、能條純一先生の出世作でもあります。 能條純一先…

80年代バブル、青天井レートでの麻雀で戦った男の物語

友人から借りて、結構、すごく面白かったのがこの漫画です。 80年代異常に右肩上がりの日本経済で、ギャンブルのレートもまた、右肩あがりでした。マンションなどの非合法な賭場を舞台に主人公 傀(かい)が様々な人と打つ麻雀漫画です。 この作品で特色とし…

今日はギャンブル特集でいきたいと思います。 ギャンブルもので一番人気の高い、麻雀漫画についてはばかりながら考察します。 麻雀漫画は基本的なルールを知っていたほうがより一層楽しめると思います。つまり一定の読者層やプレーヤーがいると思います。 ほ…