ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)

ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)


ドラえもん」は子供の読むものだと思われがちですが、
いやいや、大人が読んでも楽しめる漫画です。


なぜかと言うと、
1)ストーリー(特にオチ)にひねりがあること。
未来の道具を使っても人間くさく使ってしまい、ドタバタコメディになり、最後に読者が予想していない結幕がつくこと。


2)昭和の匂いを感じることができること。
ママ・パパの言動や、怖い先生、街の風景。ちょっとだけノスタルジーに浸れます。


3)道徳的であること。
のび太はいじめられっ子で、ジャイアンはいじめっ子ですが、ドラえもんは道徳観を持ってのび太に道具を貸します。
ドラえもん全体を通じて、押し付けがましくない藤子先生の温かい目線で、子供の読者へ向けて道徳を察していると思います。


特に藤子・F・不二雄先生は幼年マンガのスペシャリストとも言える方で、中学生以下の読者に多くの作品を生み出されました。
「子供の心」がわかる、「子供の未来への冒険心」がわかる、「子供だからこその悩み」がわかる先生だったと思います。


ドラえもん」を読んだ大人の方、是非お勧めです。
以前さる国の大使が日本に来て、日本のTVの有害さでTVを子供に見せないでいましたが、「ドラえもん」だけは良さを知り、子供に見せていた逸話があります
お子様にも自信を持ってお勧めします。


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今日は「ドラゴン桜」と「特上カバチ!!」の最新刊を買ったので読もうと思います。
また、さくらももこ先生の漫画版「ひとりずもう」も読みました。面白かったです!
感想はまた後日に・・・


では〜〜〜^^;