昭和初期の、波乱万丈・激動の時代を生き抜けろ!

1991年から15年間にも渡る長期連載を終え、ついに先月完結しました。『龍-RON』です。


著者の村上もとか先生は、「六三四の剣」が有名ですが、他にも多数作品があり、画力とストリーテーラーとしての能力は日本でも一流だと、私は思っております。


その作家の渾身を込めたこの作品ですが、、、、素晴らしいの一言につきます。
あらすじは、龍という人物の人生記です。
大正ロマンの薫る時代から、昭和初期、太平洋戦争、満州国終戦までを史実に基づきながらも、架空のお話として読めます。
全42巻あるので大長編ですが、読む価値はあります。


1)まだ中国が日本で関心のなかった頃から注目していたこと。中国人の心が歴史を通じてよくわかると思います。ビジネスマン必読!!!
2)満州国に関する情報は、今の我々にはあまり馴染みがないですが、よくわかります。
3)太平洋戦争時の中国情勢を手に取るように、汗握るようにわかります。受験生必見!!!
4)そしてなにより最後に、、、一人の男の人生とプライドをかけた、ロマンがあります!



お品書き:『龍-RON』 村上もとか 小学館