空手に生涯を賭けた男 極真会館の開祖 大山倍達の激動の半生記

終戦後、世界をまたにかけ、空手で戦い空手で人を教え、空手の新しい流派(フルコンタクト。今までの流派は稽古・試合も寸止めだが、極真はぶつける)を創生した大山倍達の半生記です。


漫画なのでノンフィクションな部分は多々あると思いたいのですが、、、それでもこの人の生き様は凄すぎます!まさにタイトル通り、空手に取り付かれた「空手バカ一代」です。
牛を倒したり、熊を倒しに北海道へ挑戦したり、スペインで闘牛士用の特別の牛と戦ったり、タイ・ムエタイ挑戦、ブラジル・カポエラ、フランス・サファーデ、アメリカではNYやプロレス巡業、CIA・FBIの格闘技教官をしたり、、、激しすぎます!
またその弟子の芦原英幸が、裸一貫で四国支部を作るくだりも壮絶です。
K−1の元プロデゥーサー、正道会館石井和義氏は、芦原英幸の弟子だったそうです。


格闘技に熱く燃えたい方、大長編ですが、熱中すること請け合いです。



お品書き:『空手バカ一代』 原作:梶原一騎、作画:つのだじろう影丸譲也